ラブアンドピースの制作コラム

世界69カ国(ロック)の言語がコーラスに収録!!

「LOVE&PEACE」を世界69カ国の言語で歌ったコーラスを収録。
世界平和を願うアルバムリードトラックにふさわしい1曲に仕上がっている。

世界69カ国(ロック)の言語がコーラスに収録!!

“世界絶対平和万歳の鐘”の音を収録!!

“世界絶対平和万歳の鐘”とは・・・?

「世界人類を戦争の危機から救うため」に作られた、愛知県宇和島“泰平寺”にある鐘のこと。
戦後の混乱期に国連と深く関わった数少ない日本人の一人、中川千代治(なかがわ ちよじ)氏が昭和25年に鋳造。この鐘には、自身が集めていたという26カ国のコイン・メダルが入っており、1954年に日本国際連合協会から国際連合に贈られた、“平和の鐘”のモデルにもなっている。
(写真提供:フォートラベル)

そして「平和の鐘」誕生

日本の国連加盟は、1956年ですが、1947年には、すでに、日本国連協会という民間団体が設立され、国連運動の啓蒙が始まっていました。 昭和26年、中川千代治は、その日本国連協会の代表としてパリで開かれた第6回国連総会に出席し、「多くの人達の平和への願のこもったコインをとかして「平和の鐘」をつくりたい。この趣旨に賛同してくれた人々の汗がこもったコインを提供して欲しい」と訴えます。 そして、事務総長らの協力を得て、フィラデルフィアの自由の鐘と共に、人類平和希求の声として、ニューヨーク国連本部設立と共に寄贈されることが決まった。そのとき、当時国連に加盟していた60数カ国の方々からコインが贈られ、ローマ法王ピオ12世からもキリストとマリアの像が鋳込まれた金貨9枚が授けられました。また、広島、長崎の被爆者の方々からは、「ぜひ柱の土台に盛ってほしい。」と被爆地の土が贈られました。 この話を聞いた当時の宇和島市民をはじめ多くの人々の協力で、平和への願をこめ世界中から集まったコインを鋳込んだ「平和の鐘」が誕生したのです。出来上がった鐘は、昭和29年1月21日、横浜港からニューヨークに向けて旅立ちました。毎年9月21日に国連本部で行われる世界平和デーの式典では、必ずこの鐘が打ち鳴らさせる。贈られたその鐘は「平和の鐘(PeaceBell)」として50年にわたり鳴り続いているのです。

あれから50年、平和への願いを鐘に込めて・・・。

宇和島にある母鐘は、「世界絶対平和万歳の鐘」と呼ばれています。
これは、鐘に「世界絶対平和万歳」の文字が刻まれていることに由来するのですが、国連にある平和の鐘にも同じ文字が刻印されています。
ここでいう絶対平和とは、「たまたま武力紛争が起きていなくてよかったね。」という状況を喜ぶのではなく、「武力紛争が起こり得ない、仕組みや人々の心構え・価値観といったものを人類の英知を結集して築き上げていこう。」という理念なのです。
「鐘の音は人の心に平安な気持ちを呼び起こす。」これは仏教徒に限ったことではないと思います。
私たちは日頃、自分の仕事や身の回りのことで頭が一杯で、世界平和などという、日々の生活と直接関係していない事柄について、頭から離れているものです。
そんな時、「平和の鐘」の音は、「武力紛争が起こり得ない、仕組みや人々の心構え・価値観」について考える合図となります。私たちは今の人類が「ホモ・サピエンス(知恵ある人)」であると信じています。

宗教や文化の違いを越えて鳴り続ける「平和の鐘」。このような鐘が国連にあることを日本人として誇りに思います。
※文中より一部 世界絶対平和万歳の鐘 公式サイト(http://www16.ocn.ne.jp/~ppc/)より抜粋